不動産用語集

パティオ
スペインの南部で頻繁に目にする中庭。床にタイルを張ったり、噴水を設けたりと、インテリアとの関わりが強い。
幅木
床との継ぎ目にあたる壁の最下部に取り付けられる横木。床掃除等で傷みやすい部分を保護するために設置される。幅木の素材には木やプラスチック製のものがある。
破風
和風建築で切妻屋根や入母屋屋根の端に付けられた山形の部分。またはその形を作る板。
屋根を支えるために柱の上に渡す構造材。木造の場合、2階の床を支える「床梁」と、小屋組みを支える「小屋梁」がある。鉄骨造や鉄筋コンクリート造の場合も梁は木造と同じ役目を果たすが、壁式構造で作られた建物は耐力壁と床で構成するので梁はない。ラーメン構造で作られた建物は天井面の出っ張りとして梁が現れ、その出っ張りが大きいと圧迫感を与えることがある。そのため梁の出っ張りをなくしたり、小さくしたりする工法が開発されており、アンボンド工法や逆梁工法が採用される傾向にある。
バリアフリー
障害者や高齢者が生活するうえで障害(バリア)となる部分を取り除くこと。具体的には、室内の床の段差をなくしたり、廊下や階段に十分な幅をもたせたり、或いは手すりを設置したりする。公庫融資で最も低い基準金利を適用する住宅の技術基準では、和洋室等の段差をなくす基本的バリアフリーが条件の1つとなっている。
バルクガス
注入方式を用いたガス。プロパンガスと同じであるが、通常のプロパンガスは持ち運び式、対してバルクガスは常時設置式のタンクに注入する方法を用いる。そのため注入式よりも人件費が削減された分だけ従来のプロパンガスより料金が安価である。

火打ち梁
梁と桁、大梁と小梁等、直交する横架材の変形防止のために補強をするの斜材。
引き戸
障子や襖のように左右に引き動かして開閉する扉。観音開きの扉に比べて開放時に無駄なスペースを省くことができる。台所や洗面室等、狭い部屋の扉として採用される傾向にある。最近では高齢者や車椅子を利用者が簡単に開閉できるということから居室に引き戸も使用される。
引き渡し
完成した建築物の所有権を工事請負業者から建築主へ、売買契約が成立した建築物の所有権を売主から買主へ移転すること。
ビルトイン
意味は「作り付けの」「組み込まれている」であり、収納家具や設備器具が壁等と一体化するように設置されている状態を指す。あらかじめ作り付けるスペースを計算してから、建物の構造や内装を決めていくので機能的で見た目もすっきりする。住宅に組み込んだ車庫を「ビルトインガレージ」という。車庫から玄関脇やキッチンにつながるドアを付けることが多い。
広縁(ひろえん)
幅の広い縁側。座敷に広がりを感じさせ、外の日射を遮るので畳の傷み具合を軽減することができる。
ピロティ
1階部分の柱のみで作られた空間。玄関を2階部分よりも奥に引っ込んだつくりにするとピロティとなる。

風致地区
地域地区の一つ。都市で目にする自然的な景観を維持する目的で建築物の建築や宅地の造成等に基準を設けた都市計画法で特に定めた地域。
吹抜け
2階以上の建物で階と階をまたがって上下に連続している空間。玄関やリビング、階段部に設置される。
フローリング
木質系の床材。サクラ、ナラ、ブナなど広葉樹が頻用される。厚さ15~18mm、幅60~100mm程度の板材にして敷きつめる。主にLDKや洋室に使用。掃除がしやすく、カーペットに比べ、ダニの心配が少ないことから人気の高い床材であるが、遮音性能が高くないと下階に音が伝わりやすい。
分電盤
電気の分岐回路を作る開閉器。漏電遮断器や配線用遮断器等をひとつの箱にまとめることで保守点検がしやすい。
分筆・合筆
一筆として登記されている土地を数筆に分けて登記することを「分筆」、、土地の単位のことを「一筆」といい、登記簿では一筆の土地ごとに1つの用紙を備えることになっている。数筆の土地を合わせて一筆とすることを「合筆」という。

ペアガラス
サッシにはめ込まれるガラスを2枚にして組み立てたもの。「複層ガラス」とも呼ばれる。断熱性に優れ、結露防止にも有効である。さらに断熱性を高めるためにガラス間にガスを注入したり、真空にしたりすることもある。
ベタ基礎
基礎の一種。
ベランダ
住戸の外壁から外にせり出して作った露台。バルコニーとの厳密な違いは無いが、一般的にベランダは1階に作られ、屋根があるものが多い。
変動金利
民間金融機関で主に使われる住宅ローン。金融情勢の変化によって返済途中で金利が変わるもの。金利の見直しは年に2回行われるが、返済額は5年間不変であり、この間、返済額に占める元金と利息の割合が変わる。金利が下がれば元金の割合が増え、支払い利息総額が減ることになる。5年に1度返済額は見直されるが、新しい返済額はこれまでの返済額の1,25倍を超えてはならないという規定がある。公的融資の中では、財形住宅融資が変動金利制(当初5年間は固定)である。

防水パン
防水性の高い材料で作られた排水口を持つ皿状の受け台。「洗濯パン」と同じである。
ポーチ
建物の屋根とは別のひさしがあり、玄関から張り出している出入り口のこと。
ボーナス時加算
住宅ローンの返済方法。毎月の返済額以外に年に2回のボーナス月には一定の額を加算して返済する。公庫融資では、ボーナス時加算の元金は借入額の40%までというルールが設けられている。
蛍スイッチ
暗くてもスイッチの位置を把握できるようにスイッチの部分が光っているもの。廊下・段・玄関・トイレ等に頻用される。
ホルムアルデヒド
人体に有害な化学物質の1つ。これが住宅に使用される仕上げ材、下地材や接着剤等に含まれていると空気中に拡散し、新築後しばらくの間は目がチカチカしたり、めまいや頭痛、皮膚障害等を引き起こす「シックハウス症候群」になる。現在では、ホルムアルデヒドを含まない、或いは含有量の少ない建材等の改良が進められており、平成15年7月の建築基準法の改正により、ホルムアルデヒドを発散する可能性のある建材等の使用が制限された。

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